娘とピアノ⑥
今日はピアノ教室のミニクリマスコンサートがありました。他のピアノ教室と合同の発表会が2年に一度あり、今年はそれがない年になります。一年に一度は人前で演奏する機会を
という先生の意向で今日は普段の練習曲を教室の生徒さんとそのご家族の前で披露するのです。
娘はバイエルから2曲と、ジングルベルを先生との連弾で3曲弾きました。家では間違いがなく暗譜でとてもしっかり弾いていました。指もとてもよく動くようになり、テクニックも少しずつ増えてきて以前よりだいぶ進歩してきたようい思いました。これで完璧と二人で安心して出かけていきました。それがなんと本番では、何度も間違えしまったのです。
私は少しびっくりして、何が起きてしまったのかと思いました。躓いても引き直しすればそれでいいのですが、それが何度も起こったのでなんだか今日はおかしいなと思ってしまいました。弾き終わったあと、娘も暗い顔になっていました。理由を聞いてみると頭が真っ白になったといっていました。これまでのコンクールや発表会では練習は間違っても本番では殆ど間違えたことがありませんでした。本番は強いという度胸を売りにやってきたのにーという少し残念な気持ちにもなりました。
そんなことが起こり今回のことで感じたことは、人前で弾くことがあまりなかったことで自分のピアノを発表することに対しての気構えが少し薄れてきたのではないかと思いました。基礎を固め、地道にやることとそれを自分のもととしてしっかり表現してこそピアノの楽しさがあるのではと思いました。
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