こころの傷
人の心には無数に傷があります。その傷が人の人生の折に度々痛みをもたらすことがあるとも知っています。傷が癒えたかな、と思っていると再び痛み出すとてもやっかいなもの。
それでも、その昔負った傷がお陰で思ってもみないところで大切なきづ気を与えてくれます。傷が様々なことを教えてくれるのです。いつしか私の大事な分身なようなものに変わってきている。そして心の傷は人との出会いによって少しずつ癒されていくもので、そういった人との出会いもこの傷があったからこそ繋がり、続いていくたぶんそれは痛みの代わりに永遠に心に残っていくものだとしっかりと今も思うことができます。この傷が大切な出会いを呼びよせてくれたにちがいないでしょう。この傷を感じなから生きていくことでもっともっと自分らしさその人らしさが磨かれていく。だから決してその傷を悔やんだり悲しんだりしてはいけない。その傷と共にこの先の道のりを歩いていこうと思うのです。私の心の傷が私を強くあり優しくあり続けていてくれているのなら、もっともっとその痛みを感じてあげよう。
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